ジスロマック500mg

性病であるクラミジアに感染した場合、病院から処方されるのがジスロマックという薬です。当サイトではこのジスロマックがどんな薬なのか、皆様に説明していきますので、参考にしていただけたら幸いです。

ジスロマックの服用、服用回数と胎児への影響に関して

昔は感染症は死者も出る程脅威的なものでしたが、フレミングがペニシリンをカビから抽出することに成功して以降、急激に抗生物質の開発が進み、今では感染症はほとんどが怖いものではなくなっています。抗生物質には作用機序や構造によって様々な種類のものが存在しますが、代表的抗生物質のジスロマックはマクロライド系抗生物質に属しています。マクロライド系抗生物質はジスロマックの他に、クラリス、ルリッド、エリスロシンなどが存在します。いずれも15~17員環の大きな環状の構造を持つことが特徴です。この種の薬は細菌細胞内のリボソームの50sサブユニットに結合し、リボソームの主な役割であるタンパク質合成を阻害します。これによって細菌の増殖を抑える静菌的作用を発揮します。
ジスロマックには服用回数に特徴があります。一般的な細菌感染症の場合には、1日1回1回500mgを3日間連続投与します。すると1週間効果が持続します。またジスロマックSR成人用ドライシロップの場合には1回2gを水に懸濁し、これを1回だけ服用すると効果が1週間持続します。また子宮頚管炎や尿道炎の場合には1回1000mgを服用して治療が終わりになります。これで10日間効果が持続します。これはジスロマックが体内貯留性が高いため、それを利用した投与方法となっています。
また妊娠中の女性がジスロマックを服用した場合の胎児に対する影響に関してですが、ジスロマックの添付文書上では妊娠中の投与に関しては投与実績が少なく、安全性が確立していないことから、有益性が危険性を上回る場合にのみ投与を検討することとされています。よって原則として他の抗生物質を選択する方がいいでしょう。